
-イントロダクション-
伝説のギタリスト / シンガーソングライタージミ・ヘンドリックス、
1970年最後の夏。
JIMI HENDRIX
1970年9月18日に急逝した伝説のギタリスト/シンガーソングライター、ジミ・ヘンドリックス。実質4年ほどの活動期間にもかかわらず、後世のミュージシャンに多大な影響を与え、没後50年経った現在も“ロック史上最高のギタリスト”として評価されており、ローリング・ストーン誌からは歴史上最も偉大なギタリスト第一位に多数回選出。
そんなレジェンド・アーティスト、ジミ・ヘンドリックスが当時私財を投げ打ち設立したニューヨークのエレクトリック・レディ・スタジオの制作過程を追ったドキュメンタリー映画“エレクトリック・レディ・スタジオ・ヴィジョン”、そして生前2ヶ月前の1970年7月4日に出演したフェスティヴァルのパフォーマンスを収録したライブ映像“アトランタ・ポップ・フェスティヴァル1970”の、超豪華二本立て映像がついに本邦初上映!
ELECTRIC LADY STUDIO VISION
1968年自身に適した録音環境を求めていたジミ・ヘンドリックスは、数々の伝説的なライヴが行われた歴史あるナイトクラブ、“ザ・ジェネレーション”の破産を受けてナイトクラブの残骸を買い取り、理想とする新たな録音スタジオ建設に取り掛かる。地下河川による浸水や機材トラブルなどの様々な問題を乗り越え、約2年の歳月をかけて完成したスタジオはのちに名だたるアーティストたちによって利用される最新鋭のスタジオに生まれ変わる。
ジミ・ヘンドリックスが新スタジオで行った初めてのレコーディングに参加したスティーヴ・ウィンウッド、1969年に脱退したノエル・レディングに代わりザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスに加入したビリー・コックスなど当時を知るメンバーやスタッフたちの独占インタビューを収録しており、またレコーディング・エンジニアによる楽曲制作過程の解説をはじめ、裏方にもスポットを当てている。
本作はこれまでジミ・ヘンドリックスをフィーチュアした数々の書籍やドキュメンタリーを製作してきたジョン・マクダーモットが監督を務め、ジミ・ヘンドリックスの義妹ジェイニー・ヘンドリックス、ジョージ・スコット、マクダーモットがプロデュースを務めている。
ATLANTA POP FESTIVAL 1970
ジミ・ヘンドリックス生前最後のツアー〈The Cry of Love Tour〉は、1970年4月25日のLAを皮切りに、9月6日の独フェーマルン島まで北米/ヨーロッパを周るツアー。このツアーでジミ・ヘンドリックスは英ワイト島フェスティヴァル(8月31日)、米アトランタ・ポップ・フェスティヴァル(7月4日)と英米最大規模の2大フェスに出演。アトランタ・ポップ・フェスティヴァルは1970年7月3日から5日にかけてジョージア州アトランタで行われ、オールマン・ブラザーズ・バンド、B.B.キング、ジェスロ・タル、プロコル・ハルムなど国内外から著名なアーティストが参加した伝説のフェスティヴァルだ。
ジミ・ヘンドリックスは中日である7月4日にビリー・コックス(b)、同じくザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスのメンバーであったミッチ・ミッチェル(ds)とともに出演。全16曲を披露し30万人を超える観客を前に圧巻のパフォーマンスを繰り広げる様子を臨場感のある劇場音響で堪能することができる。
「自由」をはじめ前半のドキュメンタリーで楽曲の制作過程の解説があるだけに、本作はジミ・ヘンドリックスと名曲の数々をより深く知ることのできる貴重な体験となるだろう。
-予告映像-
-見どころ-
スタジオ設立ドキュメンタリー&
伝説のライブ・パフォーマンスを大スクリーンで堪能。
エクスペリエンスのメンバーであったビリー・コックスやエレクトリック・レディ・スタジオで初レコーディングを行ったスティーヴ・ウィンウッドをはじめ、当時を知るメンバー/スタッフたちの独占インタビュー、またレコーディング・エンジニアのエディ・クレイマーによるジミ・ヘンドリックスの名曲「天使(原題:Angel)」、「ドリー・ダガー(原題:Dolly Dagger)」、「自由(原題:Freedom)」の制作過程の解説をはじめ、裏方にもスポットを当てているのは見所の1つと言えるだろう。
後半のアトランタ・ポップ・フェスティヴァル映像では「フォクシー・レディ」「パープル・ヘイズ(紫のけむり)」「ヴードゥー・チャイルド (スライト・リターン)」といった、それまでにリリースしたアルバムの中からお馴染みの曲を次々に演奏。また、この時点では未発表の新曲 「Straight Ahead/アルバム"The Cry of Love(1971年5月)"収録」も披露。
当日はアメリカの独立記念日。前年のウッドストック・フェス以来、今やすっかりジミヘンの代名詞ともなったアメリカ国家「星条旗よ永遠なれ」が演奏されるや、場内の盛り上がりも最高潮に達する。ジミヘンの後ろでは独立記念日を祝う花火も打ち上げられ、このコンサートのハイライトとなった。
また本作品ではギター・ソロに入ったヘンドリックスの手元部分を映し出したシーンも多く、名曲の運指が鮮明に映し出されたギタリスト好きにとってもたまらない映像だ。
-オフィシャルグッズ-
COMING SOON
もうしばらくお待ちください
-劇場情報-
他、全国の劇場で順次公開!
*料金は各劇場HPにてご確認ください。